SUSHIシェフ 中澤大祐氏

  2013年ニューヨークタイムズ紙ベストレストランに選ばれた「SUSHI NAKAZAWA(マンハッタン)」のオーナーシェフ。

 201412月放送のTVドキュメント「情熱大陸」の密着取材の他、現地メディアが最も注目する超人気店のSUSHIシェフ中澤氏の「英語力」と

 ニューヨーカーはじめ外国人から愛されるすし店の「おもてなし接客」についてインタビュー。

 日本人必見の英語上達法と異文化接客のヒントがここに。(インタビュー:4C Language Academy 清水智湖)

  Mr.Nakazawaの英語習得法

 

 Q. アメリカに渡られた際の英語力は?

 A. 高校までの英語を学んだだけなので、簡単な英語の読み書きが

   できるレベルでした。

 

 Q. 英語を学習される上で心がけていることは?

 A. 新しい言い回しや言葉を聞いた時には意味を確認して、すぐに

   会話でつかってみます。

 

 Q. 言葉の問題をどうやって乗り越えてきましたか?

 A. 翻訳アプリを使用するなど、あらゆる手段を駆使して自分で

   もがいてみます。それでも解決しない場合は周りの人に助けて

   もらいます。自立の基本は自分でなんとかすることです。


 


 SUSHI NAKAZAWAの接客について

 

 Q. 日本のおもてなしの心を伝える秘訣は?

 A. 料理だけにフォーカスするのではなく、ご来店からお食事を

   済まされドアを出られるまでのトータルエクスペリエンスに

   フォーカスした接客を行い、お店にご滞在いただく時間のプロ

   デュースを心がけています。

 

 Q. サービスを受けられたお客様の反応は?

 A. 「ワォ!」といった反応があります。もちろんすべてのお客様

   からいただくわけではありませんが、その確率をあげるように

   チームメンバーと日々話し合っています。



  Q. 外国人とのコミュニケーションで大切にされていることは?

  A. 相手を自分と同じ人間であると認識すること。そして相手の文化を尊重することです。「違い」に腹をたてるのではなく、

    当たり前と思うことが肝心で、この「違い」から素晴らしいものが生まれてきます。

 

  Q. グローバルに仕事をする日本人へのメッセージをお願いします。

  A. 私は移住して世界の広さを実感しています。苦労することも、うまくいかないこともたくさんありますが、世界中の人とつながる舞台に

          でていただけるといいですね。「日本人ここにあり!」を発信しましょう。

  


                                                                                                  www.sushinakazawa.com